【舞台】少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#2 Transition がスタァライトならではのエンターテイメントだった
こんにちは、いさおです。
ブログを1か月弱ぶりに更新するのですが、まさかの2回連続レヴュースタァライトの記事です。
「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#2 Transition」が最高だったのです!!
「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#2 Transition」とは、2018年夏クールでアニメを放映していた「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」の舞台2作目です。
アニメで一気に有名になりましたが、この作品、もともと「舞台とアニメの2層展開」と銘打ったコンテンツです。せっかくアニメではまった本作、もう一つの大事な側面を見ないでいられるか、いや、いられない(反語)となりまして、なんとかライブビューイングにて席を確保した次第です。
本記事ではこの「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#2 Transition」の感想をだあーっと書きます!
1 ストーリー
「舞台とアニメの2層展開」ということで、アニメ最終話の続きです。
第100回聖翔祭が無事終わり、キャストを張った舞台少女たちは来年こそは主演を、と息巻いていた。しかし、「2人でのスタァライト」を実現した華恋とひかりは、どこか燃え尽き症候群な様子。
そんな中「交流プログラム」と称し、同じ演劇学校である「青嵐学園」から、3人の舞台少女と教師・八雲が聖翔へやってくる。4人は第100回聖翔祭の「スタァライト」に強烈なライバル意識を持っており・・・?
2 感想
① 舞台ならではの歌声と、キレキレのダンス
これは外せないでしょう。
繰り返しになりますが、本作はアニメを舞台化したのではなく、初めから舞台を製作することを前提に立ち上がったコンテンツです。
その証拠に、本作はブシロード単独ではなく、「ネルケプランニング」という舞台製作会社も一枚噛んでの運営となっています。
また、キャストについても、ミュージカル・舞台経験が豊富な富田麻帆(真矢)、ラブライブやミルキィホームズで大舞台を数多くこなしてきた三森すずこ(ひかり)をはじめ、意図を感じさせるキャスティングが目立ちます。
その本気度そのままに、歌とダンスは圧巻でした。
クライマックスには20人ほどが入り乱れる殺陣が続きましたが、動きはスムーズそのもの。振り付けも素人目に見てもかなりハードな激しいものが続きましたが、バテは一切感じられませんでした。
また、歌声も舞台仕様です。シングルCDで聴くことができるアニメチックな歌声ではなく、太く、長く、ビブラートに聞いた歌声。
「アニメを舞台にしたもの」ではなく、「舞台」を見に来た、
そう強く感じさせられました!
② 各キャラに見せ場があって、カップリングもしっかりおさえる
舞台としての魅力も光りましたが、アニメで視聴者を引きつけた、各舞台少女のかわいい&かっこいい一面もしっかりおさえていました。
個人的には、敵を二人一気にバッサリ切って舞台ど真ん中で「This is 天堂真矢」と叫んだ真矢さんがヒット。アニメでウケたネタを積極的に使ってくれて新参者な私もとても楽しめました。
あと本舞台では2人一組になって戦う共闘シーンがあるのですが、真矢クロ、じゅんななはやっぱり同じ組。
詳しいとこまで言うと長くなってしまうので割愛しますが、特に真矢クロ、お前らそういうとこだぞ
③ 「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」のテーマの継承
一番のポイントです!
アニメで描かれたのは、キリンの手の内にあるレヴューという舞台で、キリンの想像を凌駕する展開を見せた舞台少女の煌めきです。
キリンは数多の繰り返しの末に、自身がずっと見たかった舞台少女達の永遠の一瞬、ほとばしる煌めきを目にすることができました。
しかし、その立役者である華恋とひかりの心にあったのは何か?「観客たるキリンを楽しませたい」という思いではありません。
そう、「二人でスタァライトしたい」、という大きな夢です。
観客がいないと舞台は成り立たない、それは事実です。しかし、「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」が見せてくれる舞台の原動力はいつでも、観客の存在ではなく、舞台少女たちの個人的な思いなのです。
今回の「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#2 Transition」でも、この構図が見事に継承されていました。
上記の「交流プログラム」はある黒幕が仕掛けたものであり、その黒幕の手により、舞台少女たちは望まぬレビューに足を踏み入れます。そして状況が混迷を極めた時、華恋が皆に目を向けさせるのは、各自が舞台に立つこととなった原点。それぞれが自分の舞台に対する思いを見つめ直した時、全員が本当の敵を認識するのです。
「観客」たるキリン、「舞台製作者」たる黒幕の思惑を超えた展開を見せるそのさまは、「舞台は誰かを楽しませるもの」という他人本位な理解ではなく、「舞台は少女が自身の感情を爆発させるところ」という演者本位な理解、すなわち舞台少女に対する大きなリスペクトを強く感じさせるのです。
④ 第2部のライブパートがオタクにとって完全にボーナスステージ
少女☆歌劇 レヴュースタァライトの舞台って、2部制なんです。
行ってから初めて知りました笑
演劇が終わると、休憩タイムに。最後の挨拶前に休憩入るのね!とか思っていたら、周りの観客が突然光る棒を持ち出していく。
すると休憩タイムが終わり、舞台少女たちがマイクを持って歌い出す!そう、第2部ライブパートの始まりです!それまで静かに演劇に見っていた観客たちが一斉にサイリウムを振り回し、コールを始める。実家のような安心感。
しかしこれがあるからこそ、なんとシングルのカップリング曲が聴けるのです!個人的にアツかったのは、Circle of the revueを聞けたこと。真矢クロ&ふたかお(だったはず)の歌唱とダンス、最高にカッコよかったです。
また、演劇パートと違って、こちらではみんなアイドルモード。キャラ声でかわいく歌う姿も見ることができ、一度で二度おいしい体験でした!
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以上、ライブレポというか感想記事というか、思うがままに書きなぐりました。
アニメも非常によかったですが、舞台も負けないくらいよかったです!!
この人気ぶり、舞台#3もあるでしょう。今回観劇しなかった方は是非、次回作の観劇をご検討ください!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
(終わり)